アーユルヴェーダってなに?

アーユルヴェーダとは

ユナニ医学、中国医学と共に世界三大伝統医学のひとつとされ、インド・スリランカで約5000年以上前に生まれた世界最古の伝統医学です。
サンスクリット語のAyuh(生命)Veda(知識・科学)を合わせた言葉から成り立ち、「生命の科学」を意味します。病気の予防や健康維持増進、若返りなどを目的とし、日常生活における健康法として受け継がれてきました。西洋医学のように病気の症状を取り除くだけでなく、より健康的に長寿や若さを保つための予防医学です。現代では西洋医学との併用や補完代替医療としての役割があり、WHO(世界保健機構)にも認定されています。

アーユルヴェーダ的生き方

アーユルヴェーダには「生命について知り、生命を楽しむための知恵」が詰まっています。
生命には、『有益な生命、無益な生命、幸せな生命、不幸せな生命、長い生命、短い生命』の6つの生命があると説いています。6つの生命は相互に関係しあっていて、自分を含めたすべての人に対して良いことをすれば、生命にもいい影響を与え長生きできるとし、逆に悪いことをすれば、生命に悪い影響を与え長生きできないとされています。
良いこととは、嘘をつかない、暴力を振るわない(肉体的暴力と言葉による暴力)など自分や人を傷つけるような行為をしない、規則正しい生活を送り、生活のリズムを整える、困っている人を助けるなど、心と体に心地よいと感じられることをすることです。逆に悪いこととは、自分や人を傷付ける行為や、不規則な生活、暴飲暴食、過度のストレス、運動不足、睡眠不足、栄養不足、喫煙、病気など、心と体に負荷をかけるような行為です。
人生を楽しむために、心と体に心地よいと感じる生き方をしましょう。

生命の考え方

「生命は、肉体と感覚器官、精神(思考)と魂(心)が結びついて支えあっている」と教え、この4つすべてに働きかけることで、病気の人だけでなく、健康な人も、正しい生活法を実践することによって、さらに健康になることができると言っています。肉体、感覚器官だけでなく、精神、心も扱うのがアーユルヴェーダの特徴です。
症状の裏に隠された原因(精神的要因、環境的要因、社会的要因などあらゆる面をみる)を探り、根本的な原因を取り除くことで健康に導いていきます。

アーユルヴェーダの特徴

アーユルヴェーダで特徴的なのは、ドーシャの考え方です。
自然界のすべてのものを構成しているのは「空」「風」「火」「水」「土」のパンチャマがハブータ(5つの基本要素)であると考えられ、それらのバランスによって「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3つの「ドーシャ」ができています。「ドーシャ」と呼ばれる3つの生命エネルギー(風・火・水)でその人の体質を読み解くと、
 「風=ヴァータ」 風のように軽くてよく動くエネルギー
 「火=ピッタ」  火のように熱くて、鋭いエネルギー
 「水=カパ」 水のように冷たくて重いエネルギー
どんな人も3つの生命エネルギー持っていますが、その人それぞれでエネルギーのバランスが異なります。
ヴァータのエネルギーが高い人、ピッタのエネルギー高い人、カパのエネルギーが高い人など、どのエネルギーが高いか、低いかによってその人の考え方や行動、かかりやすい病気などをみることができます。
ドーシャのバランスが崩れることによって、心や体に不調が現れ、バランスされていると顔や身体に張りや艶があり生き生きと輝いています。

アーユルヴェーダの実践からわかること

ドーシャのバランスにより自分の体質を知ることで身体の不調をあらかじめ予測し、病気や不調の原因を自分自身で取りのぞくことができます。体質は人それぞれ異なるので、対処の仕方(アーユルヴェーダの実践)も異なります。
自分の体質を知るということは、自分の取扱説明書を手にいれるようなことかも知れません。
自分にあった食べ物、食べ方、過ごし方、癒し方などを知って健康的に快適に過ごせる方法をみつけることができると、自分の周りの人の体質も分かってきます。この人はこういう体質だから、今はそっとしておいた方がいいとか、こうしてあげるといいかもって気付くようになります。パートナーや家族、仕事相手への関わり方が変わってくると、人間関係も良くなりお互いにHAPPYですよね。
アーユルヴェーダの実践は、そこが大きな魅力です。

1日の過し方(ディナチャリア)

1日の過ごし方(ディナチャルヤ)で特に重要としているのが、 食事、運動、マッサージ、ヨガ/瞑想です。
ここ数年ブームになっているヨガもアーユルヴェーダの教えのひとつです。
ディナチャリアは朝起きた時からはじまります。早起き、目覚めのヨガ、舌掃除、歯磨き、白湯を飲んで消化力と代謝力を上げる、吉相物を眺めるなどなど。この続きはまた書きますね。



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